お客様からよく聞かれる、犬についての疑問や雑学を少しずつUPしていきます☘️
愛犬との生活に役立てて頂ければ嬉しいです🤗

④犬なのに猫舌??

いつも常温のドッグフードを食べているわんちゃん達ですが、実は、犬は温かい食べ物が大好きなのです。
食欲のない時期や好き嫌いが多いわんちゃんなど、少し温めたウェットフードや手作り食なら喜んで食べてくれたりしませんか?
やはり嗅覚が優れているので、温めた食材の香りなどを感じると食欲が湧くということは如実のようです。
では、犬にとってちょうど良い温かさを感じるのは何度くらい??
人間でもそうですが、熱すぎる食事は口の中を火傷する可能性があります。口の中を傷つけずに安全に与えられる食事温度は40℃までです。それ以上の熱さのものは犬の舌を火傷させてしまいます。
一度でも痛い思いをさせてしまうと今後の食事に大きく影響するので要注意です。しばらく自発的に何も食べなくなってしまう可能性が大きく、それによって体力も奪われ全身状態が悪くなってしまうかもしれません。

犬の口内の火傷は、獣医さんにかかったとしても軟膏を塗るくらいしか処置ができません。必ず飼い主様が口の中に火傷を負わないよう、じゅうぶん配慮をしてあげて下さいね。

③犬の血液型は13種類以上?

人間の血液型はABO式という分類方法で、おおまかに分けてA型、B型、O型、AB型の4種類です。
しかしワンちゃんの場合は、ABOではなく「DEA式」という方法で血液型を表現します。
ワンちゃんのDEAはDEA1.1、DEA1.2、DEA3~13と数が人間より多く、また、DEA1.1には陽性(+)と陰性(−)があります。

そして、ワンちゃんには複数の抗原を持つ子もおり、「うちの子の血液型はDEA1.1(+)+DEA1.2(-)+DEA3」というような複雑な血液型だったりも珍しくありません。

犬の血液型は1950年代中期にはじめて見つかりましたが、今なお研究の途中にあります。
2007年にはダルメシアンから「Dal]という新しい抗原(血液型)が発見されています。

ちなみに…ワンちゃんには、人間でいう「血液型占い」のようなものはなく残念ながら血液型と性格は関係ありません。

② 犬にリンスは必要か?

というご質問をよくお受けします😊

当方の経験から言うと、リンスは必ずしも必要ではなく、「わんこの皮膚の状態による」もしくは「使用しているシャンプー剤による」と思います。

当店では、トリートメント成分配合のアミノ酸系シャンプーを使用しているため特にリンスは必要ないのですが、乾燥する真冬、ロングコートのワンちゃんには静電気防止効果があるリンスを使用する事もあります。

ワンちゃんによっては皮膚病を持っていたりと、それぞれに皮膚や被毛の状態が違います。
油分を補うリンスは皮膚被毛を守る役目もありますが、それが逆に悪影響を及ぼし、余計に皮膚の状態を悪くしてしまう事がありますので注意が必要です。

皮膚が健康な子でおうちシャンプーをされる場合はリンスインシャンプーなどが便利ですね☘️

① 犬の「ブルブル」

犬がブルブルっ💦と大きく体を震わせるのは、なにも水に濡れた時だけではありません。
普段の生活でもしている時がありますよね?

犬の「ブルブル」には他にも意味があります☝️

ひとつは、緊張をほぐす為の行動です。
爪切りや歯磨きが終わった後、おすわりなどの命令が解除された後など、我慢していた事が終わった時に多く、自分で落ち着きを取り戻すためにしているのです。

もうひとつは、リフレッシュです。
何かの行動を終えた後や、睡眠から目覚め他の場所へ移動する時にもよくブルブルをすると思います。
これは「気持ちの切り替え」を意味します。

これらはわんちゃんのカーミングシグナルと呼ばれる自然な行動なのです。

当店に来てくれるわんちゃん達も、トリミング後は「終わった~‼️」って感じでみんなブルブルってしますよ😅